地域企業と学生起業家の信頼から生まれた共創ストーリー - 株式会社丸嶋 × 合同会社G2A -
共創実績

地域企業と学生起業家の信頼から生まれた共創ストーリー - 株式会社丸嶋 × 合同会社G2A -

豊橋市の老舗企業、株式会社丸嶋は、複数店舗の顧客情報を一元化するアプリ開発という課題を抱えていました。パートナーに選んだのは、プロの開発会社ではなく、火-Okoshiで出会ったばかりの学生起業家「合同会社G2A」。その決断の背景には「スタートアップへの最高の支援は、対価を払って仕事を発注すること」という大熊代表の確固たる哲学がありました。「その期待に全力で応えたい」と語る学生たち。信頼から始まった、地域の未来を見据えた共創の全貌に迫ります。

抱えていた課題

当社はガソリンスタンド以外にも中古車販売店や雑貨屋といったBtoC向けの店舗を複数展開していますが、店舗ごとにしかお客様情報がなく、会社全体で統一された会員制度やポイントプログラムが存在しないことが課題でした。エネルギー事業のENEOSアプリはありますが、他店舗では使えません。そこで、自社独自の、全ての直営店でメリットを享受できるような、お客様との関係を深めるための新しい仕組みが必要だと考えていました。

共創内容

豊橋市でエネルギー事業などを手掛ける株式会社丸嶋は、ガソリンスタンドや中古車店など複数店舗の顧客情報が分断され、統一的なサービスを提供できないという課題を抱えていました。社内にデジタル知見を持つ人材がいない中、解決策を模索していた時に出会ったのが、火-Okoshi出身の学生が立ち上げた「合同会社G2A」です。 「最高の支援は、対価を払って仕事を発注すること」— 丸嶋の大熊代表は、地域経済の活性化と若者への貢献という信念のもと、実績のない彼らに自社の顧客アプリ開発を託すことを決断します。一方のG2Aは、「収益に繋がるか分からない中でも投資してくれた。その期待に全力で応えたい」と、この大きなチャンスに技術力で向き合いました。こうして、企業の課題解決と学生起業家支援を両立するプロジェクトがスタートしました。 まもなくリリースされるアプリは、両者の信頼関係から生まれた成果の第一歩です。この共創の価値は、単なるアプリ開発に留まりません。孤独になりがちな起業初期を支える火-Okoshiのコミュニティ、そして若者の挑戦を信じ事業機会を提供する地域企業の存在。この取り組みは、地域の未来そのものへの投資となる共創事例です。

実際の効果

(10月頭から実装予定)

CO-WORKS

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